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2011年07月14日 7:47 PM
「しずやしず しずのおだまき 繰り返し
昔を今に なすよしもがな」
おだまき という花を私はとても好きなのですが、それは冒頭に書き出しました静御前の歌の影響によるところが大きいかと思います。
これは、都を追放させられた義経を想い、綴った静の心の歌であり、もうひとつ。
自分と義経を離れ離れにさせ、辱めを受けさせた源頼朝ひいては鎌倉幕府への呪いの歌とも解釈されております。
こんな事を書いておきながら歴史音痴の私ですので、その詳しい時代背景などは殆ど知らない訳なのですけれども。
昔から、人は草木や花といった自然のものに自分の状況や心を投影し、表現してきたように思えます。
花を見て人は夢を描き、心を馳せて、新しい物語を紡ぎます。
静御前をはじめ、冒頭の歌の元ネタである古今集の名もなき歌人。坂口安吾は櫻に鬼を見出して、童話の世界ではいばらの道は苦難の道であるという。
これらの、花が良く物語のモチーフとして語られる理由について、私は花と人とは割と近しいものなのだからではないかなぁ、とぼんやりと考えるのです。
山や川や海などは壮大すぎて、自分に例えるだなんて出来ません。 どちらかというと憧れの存在。その点、風が吹いたらすぐに折れちゃいそうになったり優しく面倒見てあげないとすぐしおれる癖してあんまり面倒見すぎると駄目になっちゃうそんな矛盾を孕んだ花に、人は自分を重ねやすいのではないかとそんな風に思います。
そして、きっと、最後にはちゃんと立ち上がって元気な花を咲かせてくれる様に願っているんじゃないかと。
それと同時に棘や毒のあるものに、自分の汚さや醜さを映しだしているのかも知れないなどと、なんとなく。本当になんとなく、思います。
別にだからどう、とか。 そんな事は何もないのですけれども。
物語と共に花を贈る、というのも素敵な事かも知れません。
とりとめもなく、書き散らしてしまいました。某古着屋から来ていただいた方がもしいらっしゃる様でしたら幸いです。
私の事をご存知のごく少数の方も、はじめましての大多数の方も。
またの機会がありますことを、楽しみにしています。
読んでいただいて、有難うございました。
こ
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